この世の中に絶対と言い切れることは無いと言われていますが、それでも１００%起こり得る出来事があるというのも事実であると言えるでしょう。その１００%起こる出来事の中には、配管からの水漏れリスクも含まれています。これは定説と言えるのですが、水漏れの絶対に起きない配管は無いと断言できます。

なぜそこまで断言できるのかというと、現時点で販売されている配管は永久に普遍というものがありませんので、いずれは劣化していったり、配管そのもののズレなどが起こって水漏れが起こる可能性を含んでいるからです。例えばプラスチック製の配管を取り付けていたとしましょう。鉄製の配管ではないということから、水による錆やその錆による腐食から水漏れを起こす可能性は低いと考えられます。しかし、その配管も何らかの事情によって破損してしまうリスクはあります。例えば子供がその配管の近くで遊んでいて、たまたま傷をつけてしまったとか、家に大きな揺れが起こって配管がぐらついて配管の接続部分がズレてしまったなどのことが考えられるでしょう。

では、上記のことから何が言いたいのかというと、水漏れが起こらない配管は無いのだから、配管から水漏れがいつ起こってもいいという意識を持つようにし、配管に何か異常が起こった時は即座にその異常を修正するように心がけるべきであるということです。この心がけ一つだけで、配管の水漏れを未然に防ぐことができたり、たとえ水漏れをしていたとしても被害を最小限に留めることができます。

普段の生活の中では「配管から水漏れはしていないだろうか？」などと常に意識する習慣は無いですから、それを意識してくださいと言っても慣れないかもしれません。あまり心配性なって配管のことばかりを気にしすぎるのも良くはありませんが、ふと気がついた時に配管をチェックしてみたり、一年に一回は業者に依頼して点検を行うなどの努力をするだけでもいいでしょう。