ある冬の日のことです。突然水道管から水漏れが発生していることが判明し、原因もわからぬまま業者へ連絡。水漏れの修理対応を行ってもらうことになりました。水漏れが発生してしまったことは仕方のないことだとして、その原因が何なのかを突き止める必要があります。水道管の経年劣化などであれば諦めもつきますが、もし私とその家族が何かしてしまったのであれば、それを把握しておかなければまた同じことが起きてしまうからです。

まもなくして業者が到着し水道管を調べ、水漏れを確認。そして原因を突き止めてくれたのですが、それは「寒さによる凍結」でした。確かにここ数日は朝晩冷え込むことが多く、気温は氷点下にまでなっていました。とはいえ我が家はそれほど古い家ということでもなく、水道管もある程度寒さに耐えられるような構造になっているはずなのですが、それでもダメだったようです。水道管の内部で水が凍結してしまったことで水の体積が増加し、それによって水道管が部分的に破損し、そこから水漏れが発生していたとのこと。自然の力とは、本当に不思議ですし怖いものですね。

こればかりは気候の問題なので仕方のないことですが、水道管の凍結を防ぐために保温テープを水道管に巻きつけたり、応急処置として水を少しだけ流した状態にしておくなどの対策をとることも可能です。うちは大丈夫だろうなんていう根拠の無い安心をすることなく、しっかりと対策しておかないと、結果的に修理代金などで余計な出費をすることになるといういい教訓になりました。